双子の妊婦はなにが起こるかわからないといわれているけど、実際どのくらいまで動けるのか。
入院が早まることはあるのか。入院するとなった場合に必要なものなどをまとめていきます!
実際に双子を妊娠出産した実体験を交えながら、やっておいたほうがいいことなどもお伝えしていきます。
- <双子妊娠>はいつまで働ける?
- <双子妊娠>実際に動けるのはいつまで?
- <双子出産>入院は早まる?
- <双子出産>入院で準備したもの
上記について順にお伝えしていきます。
双子の妊娠はいつまで働ける?
まずは働ける期間についてですが、産前休業を取得する場合でお話をしていきます。
私自身も産前休業を取得したため、取得開始まで働いておりました。
多胎妊娠(双子以上の妊娠)の場合は単胎妊娠(一人の子供の妊娠)とは取得できる産前休業の期間が変わっていきます。
- 単胎妊娠の場合→出産予定日から6週間
- 多胎妊娠の場合→出産予定日から14週間
となっており、単胎妊娠より8週間も早くから取得することが出来るので約2か月の違いがあります。(結構差がありますよね)
ですので、産休を取得する場合は双子妊娠の場合は予定日の14週間前(妊娠6ヶ月ごろ)まで働けるということになります。
ただし、本人が希望をすれば単胎妊娠でもそうですが出産予定日前まで働くことは可能になります。
ですが、産前休業を取得できる状況であれば取得される方がほとんどかなと思われますし、単胎妊娠・多胎妊娠どちらにしても妊婦さんは無理をすることで早産などのリスクを高めてしまうため無理はしないほうがいいと思われます。
もしどうしても働くと考えている方がいた場合はしっかり医師に相談をしたうえで検討みてください。
実際に動けるのはいつまで?
産休に入ったとしてもその後いつまで動けるのかというのも、出産準備などがあるので大事なところになってきますよね?
私の場合はですが妊娠7ヶ月(28週ごろ)まででした;
理由としましては切迫早産となってしまい絶対安静になったからです。
まさか!私自身元気だし、おなかも何にも違和感・痛み等感じていないのに?とびっくりでした。
原因は子宮頸管長が短くなっていたためです。
子宮頸管長とは子宮の入り口の長さで、この長さが短いと早産のリスクが高いといわれています。
妊娠28週での子宮頸管長の平均は約35mm~40mmで、25mm未満の場合早産となるリスクは約6倍、13mm以下では約14倍といわれています。
ちなみに私が切迫早産と言われた時の子宮頸管長の長さは12mmでした;
かなりの危険な状態だったということになります。
しかし、そんな危険な状態でも自覚症状がないので気付かずにいつも通り過ごしていたので
当時3歳の長女を抱っこしたり、追いかけたりしておりました。今思うと恐ろしいことをしていました;
ちなみにですが私の場合は一人目の長女の出産では何も問題なかったため、けして早産になりやすい身体だったわけではありません。
そんな私でも28週という早い段階で切迫早産になり動けなくなってしまいました。
ですので、双子の妊娠をした場合は何が起こるかわからず、かなり早い段階で動けなくなることを想定して出産の準備などをしておいたほうがいいと思います。
<双子の妊娠>入院は早まる?
先ほどお伝えした通り、双子の妊娠はいつ何が起こるかわかりません。そうなってくると気になるのは入院する時期についてですよね?
切迫早産と言われて入院した場合は出産するまでの間は入院することになります。
なので、28週目で入院をした場合2か月くらいは病院生活となるわけです。
ちなみに私は28週で切迫早産と診断されて、子宮頸管長も平均をかなり下回り危険な状態といわれていましたが実は入院はせずに自宅安静で過ごさせてもらいました。
これについては私が強く希望をしたとかではなく、通った病院の先生からの提案でした。
私のその時の状態も総合的にみてという判断ではあるそうですが、
・子宮頸管長が短い以外は問題なし。(張りが強い等もない)
・そうなってくると入院しても出来ることはベットの上で寝て過ごしてもらうことだけ。自宅で安静に過ごせるならそれでも問題ない。
・入院が長くなるとストレスを感じる妊婦も多く逆によくない場合もある。
・ただ、不安要素はあるので心配であれば入院してもよし
こんな感じで説明を受けました。
正直私は上の子もいるし、自分自身も長く入院はしたくなかったので自宅安静をすることを選びました。
え!?大丈夫なの?と思われる方もいると思いますが…
もちろん一切家事はせず、旦那や実母と義母に協力をしてもらい
上の子の保育園への送り迎えやお風呂などの育児も
すべて家族にお願いをして、私は基本的に横になっている状態で一歩も家から出ずの生活をしました。
それでも入院での安静とは違うため
自分のお風呂や自分の食事の用意(レンチンのみですが)など多少は動かないと生活が出来ないのでそういったときの不安や怖さはありました。
あとは自宅安静にする分、検診の回数を増やしたりするのも少し大変でしたが
なんとか無事に36週まで何事もなく過ごすことができ、出産を終えることが出来たので本当によかったです。
もちろん結果論になるためこの選択が正解だったのかというではありませんが、
こちらについては病院や先生の考え方でかわってくると思いますので、その時に担当の医師としっかり話し合って決めるのが一番だと思います。
ちょっと私のかなり特殊な例をお話ししてしまいましたが、ほとんどの場合は私と同じ状態になった場合は入院になると思われますので、もし他の病院に通っていたら28週目ごろに入院をしていたということになるので2か月くらい入院することになっていたと思います。
他の双子妊婦さんのお話を聞いても2か月や長い方だと半年入院したというお話を聞いたことがあるので、双子の妊婦は入院は早まると思って出産準備などをしておくことをお勧めします!
入院で準備したもの
何かあったときのために早めにしておきたいのが入院の準備になります。
ですので最後に双子妊婦さんの出産入院で準備したものをご紹介します。
マタニティパジャマ 3着 | バスタオル 3枚 |
フェイスタオル 4枚 | 下着(授乳ブラ・産褥ショーツ) 3枚ずつ |
スキンケア一式 | シャンプー・コンディショナー |
洗顔料 | 歯みがきセット |
くし | 母乳パッド |
夜用ナプキン | 健康保険証 |
母子健康手帳 | 筆記用具・印鑑 |
出産手当金申請書 | 診察券 |
ビニール袋 | BOXティッシュ・ウェットシート |
イヤホン・充電器 | 洗たくネット(大・小) |
お菓子 | 飲み物・ゼリー飲料 |
退院時の私服 | 病院で買った入院セット※ |
<双子の持ち物> | |
おくるみ 2枚 | ガーゼ 4枚 |
退院着(肌着・ロンパース) 2着ずつ | ベビー爪切り |
おむつ(多めに準備したほうがいいです) |
上記の物を私は持っていきましたが、忘れてた!と思ったのが
・コインランドリー用の洗濯用洗剤・柔軟剤
・コインランドリー用に100円玉
でした;;
入院の説明書でコインランドリーがあることは確認していたのですが、
勝手に洗剤は自動投入されるかなくても販売機などがあるだろうと思い込んでいたので
持参をしなかったのです。
そしたらまさかの洗剤はセルフで入れる洗濯機で近くに洗剤の販売機などはなく
別の棟にあるコンビニまでいかないと洗剤は販売していなかったのです….
さらに両替機もなかったので小銭がなくなるという状況にもなってしまい、手術後の痛みがあり動くのが辛い身体で超低速でコンビニまで往復をしたことを今でも覚えています(笑)
小銭は乾燥機も使うのでかなり多めに持っていかないと足りなくなります。
もしコインランドリーを使う予定の方はここら辺をぜひ確認しておいてください。
おむつの準備は多めに!!
ちょっと余談になりますが双子を出産される場合はかなり多めに準備してください!
こちらも入院する病院よってですが、私の病院は赤ちゃん一人につき20枚入りの1パックのみ病院で用意してくれるのですが、それが終わったら自分で用意となっておりました。
一応いつでも買えるからと思っていたので自宅には1パックしか用意してなかったのですが、新生児はすぐにちびっとうんちをしたりするので、あれよあれよとおむつがなくなっていきます。
入院して3日で病院のおむつはなくなり、自宅にあった1パックもあっという間に終わってしまったので家族に買ってきてもらってと2度3度と追加が必要でちょっと大変でした;
実際に持っていくと荷物になりますが、持っていけるなら持っていたほうがいざという時に困らないと思いますが、自宅に多めに買っておいて家族に持ってきてもらってもいいかもです。
おむつはまとめ買いでお得になることが多いので、お得なキャンペーンなどを見つけてぜひ準備してみてください。
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ちなみに持ち物で記載はしてないのですがドライヤー・ヘアアイロン等は双子を出産した病院では持ち込みが禁止されていたので持っていけませんでした。(ドライヤーは貸出式でした)
病院によるためこちらも確認をしてみてください。
また、上記の持ち物は1週間ほどの入院期間の準備になります。
もし切迫早産により数か月入院することになった場合は他にも暇つぶしが出来るものなども用意しておくといいかなと思います。
まとめ
私の場合はですが妊娠7ヶ月(28週ごろ)から切迫早産により自由に動けなくなりました。
他の双子妊婦さんも同様に早めの段階に何かしらの理由で自由に動くことが出来なくなる場合が多いため、様々な準備を早めにしておくことをおすすめします。
また、何があるかわからないため無理は禁物です。
単胎妊娠ももちろん無理はしてはいけませんが、私の場合は単胎妊娠と多胎妊娠の両方を経験したうえで単胎妊娠の時と同じ感覚で動いてはいけないと改めて感じたので特に多胎妊娠は気を付けて行動をしてみてください。
あくまで私の実体験になりますが、ご参考にしていただければと思います。
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