こちらでは私が実際にやっていた妊活方法や妊活を経て、不妊治療をした経験をもとに始めるタイミングなどをまとめていきます。
妊活について
みなさまは妊活の必要性はどのくらいご存じでしょうか?
妊活とはその名の通り、妊娠を望む男女が行うさまざまな準備の総称となりますが、
意外と妊娠は何もしなくても自然にできるもの….と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、自然妊娠が出来る確率というのは20%~30%と低い確率といわれております。
さらに妊活を経験している方だとご存じだと思いますが、女性側の排卵をするタイミングというのは月に1回。つまり1年で12回しかチャンスがないということになります。
少し大げさですが365日中12日しか赤ちゃんを授かれるタイミングがないと考えると少しでも赤ちゃんのことを考える夫婦にとっては妊活をきちんと知ることはとても大切なことになります。
また、妊活をすればすぐにできると思われるかもしれませんが、何かしらの原因があり妊活をしたけどなかなかできずに数年経過してしまった….というケースも少なくはありません。
年齢は重なれば重なるほど妊娠する確率も落ちるといわれているため、妊活をすると決めた場合は不妊治療についても視野に入れて始めていくことをおすすめします。
こちら記事では妊活を進めていく方法や妊活をしていくうえで考えてほしい不妊治療についてもお伝えしていきます。
おすすめの妊活方法。妊活の進め方。
まず妊活をすると決めたらやってほしい方法は「自己流タイミング法」になります。
この自己流タイミング法をするためには
- 基礎体温を測る
- 排卵検査薬を使う
この二つでできる方法になります。
こちらは私自身も一人目の妊娠をすることが出来た基本的な妊活方法になりますがおすすめです。
それぞれ説明をしていきます。
自己流タイミング法とは
タイミング法とは「最も妊娠しやすいタイミングで性行為を行い自然妊娠をする」というものになります。最も妊娠しやすいタイミングというのは、排卵日1~2日前になります。
なので排卵日をある程度予測することでできる方法になります。
このタイミング法は不妊治療でも医師の指示で行われる方法になり、自己流タイミング法は基礎体温や排卵検査薬などを使い自宅で行う方法になります。
不妊治療によるタイミング法は不妊治療で始めにやる治療になりますし、より正確なものになりますがまずは自己流タイミング法を試してみるのがおすすめです。
基礎体温を測る
自己流タイミング法をやる場合はまずはじめに基礎体温の計測が大切になります。
この基礎体温をしっかり測ることで、排卵をするタイミングを知ることもできたり、妊娠をした時にも体温の変化で知ることが出来たりするのです。
基礎体温は排卵日を予測するだけでなく自分の身体が正常に排卵が行えているかを確認する判断材料の一つにもなりますので、妊活をする前でも基礎体温を計測しておくことで自分の身体の状態を知っておくことをお勧めします。
やり方としては
- 毎朝、目が覚めたら起き上がる前に婦人体温計を使って体温を測る
- それを記録していく
になります。
やることは簡単で数分で終わるのですが、ポイントとしては起き上がる前に必ずやることです。
私も何回もやったことがありますが、つい目が覚めて測ることを忘れてしまい布団から出てからあっ!となってしまうのですが、そこから測っても正確な体温が測れないのでちゃんとした記録が取れなくなってしまいます。
なので忘れないことが大事です!(笑)
基礎体温を計測しつつ生理周期も記録しておくことでおおよその排卵周期も知っていくことが出来るので生理周期も記録はしておきましょう。
まずは1ヶ月続けていくと、自分の体のことが知れるのでやってみてください。
ちなみに私が妊活しているときにつかっていたのはオムロンの婦人体温計です。
専用アプリで記録ができてBluetooth対応なのでスマートフォンに計測した体温を送れるため
便利でした。気になる方は下記からどうぞ!
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1ヶ月計測が出来たら基礎体温の周期が低温期と高温期の二相になっているか確認します。
正常に排卵をしている場合ですと下記のようにきれいに二相になっていくと思います。
引用:https://www.healthcare.omron.co.jp/bijin/shittemiyo/body02.html
逆にグラフが二相にならず、ガタガタな場合はもしかすると排卵障害などの可能性も考えられてくるため、妊活の進め方の考え方も変わってくるという点でも妊活前から始めるのがおすすめです!
ただ、グラフがガタガタだからと言ってすぐに不妊治療と考える必要はないと思います。基礎体温も必ずしも正しいとは限らない場合もありますし、他にも排卵をしているかセルフで確認できる方法はあるのでそちらを先に参考にしてみるといいかなと個人的には思います。
こちらは個人的な考えになるので、少しでも不安な点があれば早めに病院に相談しみましょう。
排卵検査薬を使う
基礎体温を測ってみて、きれいに二相になっている場合であれば低温期から体温が上がる日(排卵日)がある程度予想できるため、そのタイミングに性行為をすると妊娠の可能性が高くなるということになるのですが、より正確に排卵日を知るために使うのが排卵検査薬になります!
私も最初は生理周期と基礎体温でタイミングをみていたのですが、意外と体温だけだと排卵するタイミングの予測も難しく、判断もしにくいというのが本音でした。
ここでさらに深く知っておいてほしい受精するための精子・卵子についてですが
実は排卵した卵子の寿命は約24時間といわれており、結構短いのです。そこに加えて卵子の受精能力ががあるとされる時間は排卵後12〜14時間となりさらに短くなります。そうなんです1日も持たないんですね….
しかし、精子の寿命は約3~5日となり、女性の体内で24〜48時間は受精能力があるとされています。
寿命 | 受精能力 | |
卵子 | 約24時間 | 排卵後12〜14時間 |
精子 | 約3~5日 | 女性の体内で24〜48時間 |
この情報からわかる通り、排卵をしてから性行為をするのでは妊娠する確率は低くなり、排卵する前に性行為をするのが良いということになります。
なので、ある程度の予測を基礎体温で知っておき、その予想される排卵日の1週間前くらいから排卵検査薬を使ってより正確に排卵をするタイミングを知ることで、ぐっと妊娠する確率を上げることが出来るのです。
その排卵検査薬というのは、尿に含まれる黄体形成ホルモンの濃度によって、排卵日を予測してくれるもので陽性反応が出たら、排卵まで約1日となるため排卵前に排卵日を知ることが出来ます。ドラックストアでも買えるため医者に行かなくても手に入れることが可能です。
排卵検査薬ではありませんが最近では「妊活おりものシート」というものがユニ・チャームから販売されており、検査薬に尿をかけて調べる排卵検査薬とは違い、ショーツに着けておくだけで性行為のタイミングをお知らせしてくれるという商品もあるようです。
意外と検査薬は尿をかけた後も5分待たなくてはいけなかったりなかったり、毎日できるだけ同じ時間帯に検査をするなどのちょっとした手間もあったり、検査薬は第一類医薬品となっているためドラックストアでも買えますが薬剤師がいないと買えないという点も入手する
妊活おりものシートは薬剤師なしでも買えるという点でも手軽に試すことが出来るのでお勧めです(私が妊活の時にほしかった)
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不妊治療を考えるタイミング
自己流タイミング法を試してみたがなかなか妊娠しない…..不妊かもしれないと不妊治療も考え始めると思います。
ちなみに不妊を疑い不妊治療を考える目安は
30歳代前半までは妊活し始めて1年たっても妊娠できない時。
30歳代後半なら、妊活を始めて半年しても妊娠しない時。
40歳台は妊活をはじめると同時に不妊治療を考える。
と言われておりますので、もし該当する場合は病院に相談をすることを考えてみてください。
しかし、不妊治療をすることに不安を感じる方も少なくはないと思います。また、不妊治療をするとなった場合はパートナーにも相談をする必要になるためためらう方も多いのではないでしょうか?
意外と男性側は不妊治療に対してマイナスにとらえてしまう方が多かったり、不妊治療をすることを嫌がる方もいらっしゃると思います。しかし、冒頭でもお話しした通り妊娠できるチャンスは年に12回しかないのですし、不妊治療をすれば妊娠するというわけでもありません。今後の夫婦としての人生に大きくかかわることになるため、しっかり夫婦で話してほしい部分になります。
実は私も1回目は自己流タイミング法で妊娠しましたが、2回目の双子の妊娠は不妊治療を受けて妊娠をしました。なので、最初の不安な気持ちももちろんありましたが不妊治療をしたことで原因がわかり、無事に妊娠することが出来ました。
(ちなみに私の不妊の原因は卵管のつまりと卵の質の低下が原因と言われました。)
しかも私の場合は30代前半の頃でしたが、妊活を始めて半年たっても妊娠をしなかったため不妊治療を決意して病院を受診しました。正直言うと妊活中は毎月毎月妊娠したかな…と期待をして、生理がきて落胆をするという感情のジェットコースターに振り回されるため、精神的にも疲弊していたので早め不妊治療を決めました。
受診する病院によっては、最初は女性だけでも受診できる病院もあれば夫婦ともに受診をしないといけない病院もあります。人気の病院であれば予約がかなり先になることや仕事をされていれば予定を合わせたりもしなくてはいけないので、早めに調べてみてください!
まとめ
- まずは基礎体温の計測と妊娠検査薬等を使って自己流タイミング法やってみる
- 30代の場合は半年から1年妊活をしても妊娠しなかった場合は不妊治療を検討する。
私自身もなかなかできない期間を経て、妊娠は本当に奇跡に近いものだと実感をさせられました。
そして、そんな妊娠を少しでも望む人のもとで授かってほしいと願っております。
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